チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

図書館でのおはなし会(テーマ:おさんぽ)

図書館職員◯ 手遊び『ウサギさん』

図書館職員◯ 人形あそび『くまさんのお出かけ』

図書館職員◯ 絵本 『さんぽだいすき』 岸田衿子/文、長新太/絵

私    ◯ 紙芝居 『あひるのぴいぴいと ひよこのぴっぴ』 ステーエル/作、二俣英五郎/絵

Sさん   ◯ 大型絵本 『ぼくのくれよん』 長新太

Nさん   ◯ 絵本 『ほーらね できたよ』 片山令子/作、はたこうしろう/絵

私    ◯ 大型絵本 『たろうくんのじどうしゃ』 山本忠敬

図書館職員◯ 絵本 『ももんちゃん のっしのっし』 とよたかずひこ

図書館職員◯ 手遊び 『さよなら あんころもち』

 

  一般親子2組と、近くの保育園の園児14人が来てくれた。0~2歳ぐらい。みんな、行儀よくちゃんと聞いてくれた。

 

『ウサギさん』

 まず、図書館職員がおはなし会を始める導入として手遊びをした。赤ちゃんたちは実際には手を動かす様子はなかったが、お母さんや大きい子達数人は一緒にやっていた。

 

『くまさんのお出かけ』

 次に、別の図書館職員が、小さなクマの人形と腕を使って、くまさんが一本道を散歩して戻っていくというミニ人形劇をした。とてもかわいくて、みんな目が釘付けになっていた。この職員は男性なので、声がとても良かった。

 

『さんぽだいすき』

さんぽ だいすき (あかちゃんとよむえほん)

 ブタが散歩に出かけるためにいろいろ準備をする。その姿がかわいくて「ブタさん!」と声を掛ける子どもがいた。長新太さんの絵は大胆で、色も鮮やか。内容は単純なので、赤ちゃん絵本としてとてもよい。

 

『あひるのぴいぴいと ひよこのぴっぴ』

あひるのぴいぴいとひよこのぴっぴ (ぴよぴよシリーズ)

 次は私の紙芝居。あひるのぴいぴいと、ひよこのぴっぴが生まれて、一緒にお出かけするお話。あひるの子のぴいぴいより、ニワトリの子のぴっぴの方が小さいので、ぴっぴの台詞はちょっと赤ちゃんっぽい声にしてみた。

 ぴいぴいは池でスイスイ泳ぐが、ぴっぴも真似して泳ごうと飛び込むと溺れてしまって、危うくぴいぴいに助けられるなど、事件もある。

 だんだん進むと、聞いている子の中から「ぴっぴ」などオウム返しに唱える子が出てきてかわいい。 

 全体的に単純だけど、言葉のリズムがいいので、小さい子の耳に心地よいようだ。

 

『ぼくのくれよん』

大型絵本 ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

 次はSさん。大型絵本で再び長新太作品。今度は大きなクレヨンで、ゾウが大きな絵を描く話。大型絵本ならではのダイナミックな絵が映える。実際のクレヨンで描いたタッチで、それもリアルだ。本当にお絵かきしているような気分になる。

 

『ほーらね できたよ』

ほーらねできたよ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

 私たちのサークルの新人Nさんが、図書館でのデビュー。

 この絵本は、クマの坊やが自分でいろんなことに挑戦するかわいいお話。そして、「ほーらね、できたよ」が繰り返される。そのフレーズを気に入った子がいて、それがでてくるたびに「ほーらね、できたよ」と繰り返す。その輪が広がって数人が一緒に唱えるようになった。微笑ましい。

 

『たろうくんのじどうしゃ』

たろうくんのじどうしゃ (大きな大きな絵本)

 たろうくんが描いた絵の中から、自動車が抜け出して走り出す。途中でブルドーザーやクレーン車、清掃車に出会って、それぞれの部品を付けてもらう。そしてたろうくんの机の上に戻ってくると、くれよんが散らばっているので・・・。

 自動車が好きな子には、たまらないだろう。絵も大きくてはっきりしていて、わかりやすい。

 

『ももんちゃん のっしのっし』

ももんちゃん のっしのっし (ももんちゃん あそぼう)

 人気のももんちゃんシリーズ。 

 今回のももんちゃんは、牛を従えて、のっしのっしと歩いていくと、次々といつもの仲間が加わっていく。大人が見ると「そんなの有り?」というような場面もあるが、子どもはすんなりと受け入れている様子。

 

『さよなら あんころもち』

 最後に図書館職員がいつもの締めの手遊びをして終わり。

 

30分弱かな。

朝の読書タイム:2年3組(第1回)

◯ 絵本 『ちょろりんととっけー』 降矢なな

◯ 絵本 『こんにちワニ』中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 2年3組、今年度初めて。ちょっと身体が大きくなったように感じた。

 

『ちょろりんととっけー』

ちょろりんと とっけー (こどものとも傑作集)

 これは、10分かかる長いお話なのでどうかな~と思ったが、ちゃんと静かに聞いてくれた。

 とかげのちょろりんが弟のとっけーと、森の向こうのおじさんの家へ遊びに行く話。途中で地図をなくしたり、弟とはぐれたり、イタチに襲われたりと、なかなかの冒険となる。でも、もちろん最後は、ちゃんとおじさんの家に着くから大丈夫。

 降矢ななさんの絵はさすがに美しく、雰囲気があって素敵。登場人物もそれほど多くないので、読みやすかった。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 ほぼ時間になっていたが、駆け込みで締めの定番絵本を。

 1年生だった時にあまり読めなかったので、初めて見る子もいたようだ。ササッと読んだが笑ってくれた。ほんの数十秒だがこれを最後に読むと、とても気持ちよく終えることができるから好き。

 

11分ぐらい?

 

2018年度4回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居 『くじらのおれいまいり』 深山さくら/文、石川えりこ/絵

Oさん◯ 絵本 『きょうのごはん』加藤休ミ

私  ◯ 素話 『利口なシカのカンチール』 インドの昔話

私  ◯ 絵本 『ぐるんぱのようちえん』 西内みなみ/作、堀内誠一/絵

 

  今日は運動会の振替休日なので、子どもたちは朝から児童館で過ごしている。でも、意外と少なくて、ちょうど30人。

 いつもより早く3時からおはなし会を始めた。いつものようにOさんから。

 

『くじらのおれいまいり』

 

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 瀬戸内海での話。母クジラが潮が引いた岩の上に取り残されてしまう。子クジラたちが頑張って助けようとするが力及ばず、母くじらは諦めて子クジラたちだけでも逃げるようにと言う。

 そのとき、瀬戸内海を見守るお地蔵様の声がけで、海の魚や生き物たちが集まってきて・・・。

 魚の大群が来た時に、ちょっと聞き慣れない魚の名前が出てきて「わかんない」と。Oさんが「カサゴのことだよ」などと言い換えても、やっぱり「わかんない」「タイは知ってるけど」など、盛んに声を上げる子どもたち。素直だなあ。

 

『きょうのごはん』

きょうのごはん

 ここに出てくるサンマはさすがに「知ってる!」だった。

 隣のうちのご飯は?向かいのうちのご飯は?と、リアルにおいしそうなごはんが次々と現れる。作っている場面からメニューを当てたりして、子どもたちも楽しそうだった。そしておいしそう。

 

 ここで私に交代。

『利口なシカのカンチール』

 もとは子鹿にカンチールという名前があったが、絵のない素話でする時にそれではわかりにくいと思い、私は「子鹿」で通した。

 利口な子鹿が知恵でワニやトラをうまくかわして逃げる話。

 最後の場面で、子鹿がトラに「あの木にぶら下がっているものは、人間の作った釣り鐘ですよ。叩くといい音がしますよ」と言って、トラがそれを信じて叩くところ、「蜂の巣」とつぶやく声が聞こえたので、「トラがそれを叩くと・・・何だったでしょう?」と聞いてみた。すると、一斉に「蜂の巣!」と返ってきたので驚いた。みんな、よくわかったね~。

 

『ぐるんぱのようちえん』

ぐるんぱのようちえん

 あまりにも有名なこの名作絵本。なんと50年以上前に書かれたものなのだが、今読んでもとても楽しい。案の定、取り出した途端「知ってる~!」「保育園で読んでもらった!」などと大騒ぎ。

 それでも、読み始めると皆夢中で聞いていた。いい絵本って時代を越えて読みつがれていくものなのだ。

 

25分ぐらい。

 

朝の読書タイム:2年1組(第1回)

◯ 絵本 『ルラルさんのほんだな』 いとうひろし

◯ 絵本 『さかさことば うんどうかい西村敏雄

 

 明日が運動会なのだが、今日は雨降りなので、朝の図書館は大混雑だった。

 ちょっと早めに教室前で待機。2年生になってから3クラスに増えたので、1クラスの人数が減って教室が広々としている感じ。

 

『ルラルさんのほんだな』

ルラルさんのほんだな (いとうひろしの本)

 「あれ?なんだか見たことある」との声。ルラルさんのシリーズはたくさんあるからね。

 これはその中でも私のお気に入り。

 ルラルさんが動物たちに地底探検の絵本を読んであげていると、ネズミが「あっ ぼく、そのあな しってる。」と言い出し、みんなでその穴の探検に出かけることになってしまう。「だけど ほんが とちゅうだよ」と渋るルラルさんも結局連れ出されて、穴の中を探検するうち、夢中になってくる。

 あちこちの穴を探検したルラルさんは、冒険は本の中にしかないと思っていたのに、

いえから ちょっと そとに でれば すぐちかくに こんなに たのしい ぼうけんが まっています。

 と考えを改める。

 でも、やがて動物たちは帰って本の続きを読んで欲しいと言う。そして・・・

 

『さかさことば うんどうかい

さかさことばで うんどうかい【新版】 (こどものとも絵本)

 どこかの教室から元気のよい「赤、赤、赤、ゴーゴーゴー!」と運動会の歌が聞こえてきた。子どもたちは気が散った様子もなく聞いてくれていたが、次は運動会の絵本にした。

 「さかさことば、っていうのは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉ね」と説明すると、すぐに「トマト!」「キツツキ!」と言う声が上がった。

 それよりはちょっと長いおもしろい回文がいっぱい詰まっている。全部運動会のシーン。

 ざんねん ねんざ

と、キリンが捻挫して包帯を巻いてもらっている場面や、

お昼休みのカバの台詞

 ねると ふとるね

などに反応していた。

 でも、一番前の子が何度も「わかんない」を連発していたのが気になった。

 

少し早く始められたので13分ぐらい。

 

 

朝の読書タイム:1年1組(第1回)

◯ 素話 『ふくらし粉』

◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 今日から新年度の朝の読み聞かせがスタート。1時間目の始まりが10分早くなったことで、読み聞かせの時間を削られるのではないかとドキドキしていたが、なんとか今までどおり10分間取ってもらえた。でも、オーバーしないようにしないと。

 新一年生は元気いっぱい。私が入っていくと「知ってる~」「見たことある!」の声。児童館で会った子たちだ。

 

『ふくらし粉』

 今日は最初なので、毎年恒例のこの素話から始める。 

chocolate-doughnuts.hatenablog.com

 毎年のことだが、子どもたちはノリノリで大喜びだった。私もだんだん上手くなってきたように思う。かなりジェスチャーを入れたり、子どもたちの反応を軽く拾ったり。

 同じようでいて、毎年どこか反応が違うのもおもしろい。このクラスでは「ふくらし粉」の歌でいきなり笑いが起こり、またクマが出てくるたびに(予想通りで嬉しいのか)声が上がる。

 最後に「さて、焼き上がったビスケットを最初に誰にあげたでしょうか」と問うと、1人だけ控えめに「男の子」との答え。大活躍した「リス」と言ってほしかったんだけどな。でも、この場合せっかく答えてくれた子を尊重して「男の子」を正解にするべきだったと、後から反省した。

 

『もりもりくまさん』

もりもりくまさん (たんぽぽえほんシリーズ)

 後は時計を見ながら、定番絵本を読む。これも初めてなので、ゆっくり読んで絵もよく見てもらった。読み終えたら「早っ!」って言われたけど。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 これも定番中の定番。初めてなんだけど「知ってる!」の声が結構あった。どこかで読んでもらったのかな。

 でも、楽しく読んだ。

 担任の先生は1年生を何度も何度も担任しているベテランの先生なので、私の今日のメニューも飽き飽きするほど聴いたことがあると思うが、好意的だった。

 

 

 

2018年度3回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居 『くじらやま』 多屋光孫

Oさん◯ 絵本 『おちゃのじかんにきたトラ』 ジュディス・カー/作・絵、晴海耕平/訳

私  ◯ 素話 『かみなりの子』 愛知県の昔話

私  ◯ 絵本 『どっとこどうぶつえん』 中村至男

 

 家庭訪問期間のため、子どもたちは昼過ぎからずっと児童館で過ごしているとのこと。しかも雨降りなので思うように外遊びもできず、飽きている子、眠い子、エネルギーが有り余っている子、などなど42人。いつもより落ち着きがない。

 

いつものようにOさんから。

『くじらやま』

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 昔、くじらは山に住んでいた。どんどん大きくなって、そのくしゃみやおならで山の動物達は迷惑を被り、逃げ出してしまう。寂しくなったくじらが山の上で大泣きしていると神様が・・・

 初めのうちザワザワして聞いていなかった子どもたちも、なんとか落ち着いた。でも、後ろの方の何人かはやっぱり時々ふざけてうるさくなる。

 お話自体はわかりやすくて、くじらのすごいおならが出るところなどは興味を引いていた。絵の迫力もあるのだと思う。

 

『おちゃのじかんにきたトラ』

おちゃのじかんにきたとら

 有名なこの絵本。お茶の時間にいきなりやってきたトラは、サンドイッチもお茶も全部食べ飲み尽くしてしまう。

 子どもたちは「まだ食うのかよ」「そんなに食ったら太るだろ」などとつぶやいていた。

 このトラは、なんとなく憎めないんだよね。そして乗り込まれた家族は次に備えてトラ用の食べ物を用意しておいたりするのだ。でも、それ以来トラは来ない。来られて迷惑だったけど、来ないと来ないでちょっと寂しい感じがよくわかる。だから読みつがれているんだろうな。

 

私に交代。蝶と花のお話にしようかとも思ったのだが、この雨降りなので変えた。

『かみなりの子』

 落ちてきた雷様が空に戻るのを手助けしたお百姓さんは、お礼に願いを叶えてくれると言われて子どもを授けて欲しいと頼む。

 生まれた男の子は、すごい力持ちに育つ。13歳でお寺に修行に出された。その寺では、鐘をつくと悪い鬼がやってくるので鐘をつけないとのこと。男の子は鬼をやっつける決心をする。

 私は意識したわけではないが、自然とかなりの身振りが入ってしまった。初めにカミナリが落ちてくる場面や、男の子と鬼の戦う場面など。

 男の子が鬼を投げ飛ばしたり、角をへし折ったりするところは、子どもたちが惹き込まれているのがわかった。

 

『どっとこどうぶつえん』

どっとこ どうぶつえん (こどものとも絵本)

 絵本も、本当は科学絵本を読もうかと思っていたが、子どもたちの様子を見ていると、集中力が持たないだろうと思い、元気に当てっこできるこの絵本にした。

 四角のドットでできている動物たち。子どもたちは元気よく大きな声でどんどん答えていた。孔雀のところでちょっと迷っていたら、先生が思わず答えたりして。

 「マンドリル」は答えられなかったけど、他は全部正解が出た。少しはストレス発散できたかな。

 

 23分。

 

 

親子の広場

Sさん◯ 手遊び 『トントントントンひげじいさん』

私   ◯ 大型絵本 『くだもの いろいろ かくれんぼ』いりかわこうじ

Sさん◯ 紙芝居 『パンダさんパンダさん なにしてるの?』とよたかずひこ

私    ◯ 紙芝居 『のりもの いっぱい』 こわせたまみ/作、塩田守男/絵

Sさん◯ 大型絵本 『おべんとうバス』 真珠まりこ

私   ◯ 紙芝居 『アゲハチョウのたんじょう』 今森光彦

Sさん◯ 歌とペープサート『山の音楽家

Sさん◯ 絵本 『あかちゃん もってる』吉田戦車

私   ◯ 大型絵本 『たまごのあかちゃん』

 

 小雨が降っていたせいか、20組以上の親子が来ていてびっくり。0~2歳児。みんな、絵本を聴きに来たわけではなく、児童館に遊びに来たわけで、落ち着かない子も多くて大変。これはいつものことだけど。

 

『トントントントンひげじいさん』

 Sさんの手遊びから。なんとなく注目は集まった。

 

『くだもの いろいろ かくれんぼ』

くだものいろいろかくれんぼ (これなあに?かたぬきえほん)

 初めのページは色だけで、型抜きのページをめくると果物になる。大きい子達はすぐにわかって、「りんご~」「バナナ~」とか叫んでいた。

 ところが、始めて間もなく、二人くらいの子が前に出てきて絵本に触ろうとしてきた。おいしそうな果物があるからだろう。気持ちはわかるのだが、他の子に見えなくなってしまうので、仕方なく私は立って大型絵本を高く持って読むことにした。かなり重いので辛かったのだが、これでなんとか進められた。

 

『パンダさんパンダさん なにしてるの?』

パンダさんパンダさん なにしてるの? (かみしばい とよたかずひこ わいわいシリーズ)

 その様子を見ていたからか、Sさんは紙芝居の舞台から引き抜いて、手持ちで高く掲げて始めた。確かにその方がよく見えるし、邪魔されない。

 パンダさんがにらめっこして変な顔をしている場面では笑いが起こった。ざわざわしていたけど、見ている子はちゃんと見ているのだ。

 後ろの方でおしゃべりしているお母さんたちには、なんとかならないのかな~と思ってしまうが。

 

『のりもの いっぱい』

 私は机の上に椅子を乗せて高くして、そこに紙芝居の舞台を乗せて演じることにした。これで大丈夫。

 これは、ちょっと古い紙芝居。子どもの好きそうな乗り物が、次々と出てくるだけのものだが、男の子たちは結構好きそう。「しんかんせん!」などと声を上げていた。かなり昔の型の新幹線だけど、ちゃんとわかってくれた。

 

『おべんとうバス』

大型絵本>おべんとうバス (大きな大きな絵本)

 これは小さい子に大人気の絵本。お弁当の中身が次々とバスに乗り込んでいく。一つ一つのおかずが可愛い。

 ガヤガヤしていた子どもたちも、この時は、ちょっとだけ静かになったようだ。

 

『アゲハチョウのたんじょう』

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 今森光彦さんのすばらしい写真紙芝居。虫が好きな子もいるかな~と思って選んできた。アゲハチョウの一生を写真で追いかけるもので、特に緑色になった青虫が天敵を追い払うためにオレンジ色の角を出すところは、すごい迫力。

 

『山の音楽家

 Sさんが歌いながら身振りを付けて、みんなにやってもらおうとしていたが、実際に乗ってきた子はあまり多くなかった。ペープサートを出して見せていると、それを奪いに何人かの子が前に来てしまった。なかなか手ごわい。

 

『あかちゃん もってる』

あかちゃん もってる

 これは小さな絵本だが、絵がはっきりしていて遠目が利く。もってるものが予想外だったりするので、大人が見てもおもしろい。赤ちゃんでも、分かる子は反応してくれる。

 

『たまごのあかちゃん』

たまごのあかちゃん (幼児絵本シリーズ)

 大型絵本だから、なおさら大迫力。まあ、卵からいろんなものが生まれてくるだけなんだけどね。

 鳴き声とか色とか大きさとか数とか、変化があって、おもしろいと思う。

 

 これで20分ちょっと。ちょろちょろバタバタしている子どもたちがいたし、前に出てきて邪魔しちゃう(?)子たちもいたし、おしゃべりに夢中なママたちもいたし、こちらはいつも以上に声を張り上げなければならず、疲れた。

 でも、まあこんなもんだよね。