◯ 紙芝居 『ひゃくまんびきのねこ』 ガァグ/原作、高橋五山/脚色、川本哲夫/絵
◯ 絵本 『ラーメンのかわ』 赤川明
◯ 絵本 『せんひくよろこび』 片山健 (こどものとも年中向き2014年12月号)
少し早めに教室に入ったのだが、宿題集めをしていて、席につくのに時間がかかった。
やっと席についたようなので、
「見えない人は椅子を持って移動していいよ」
と言ったら、子どもたちは移動を始めようとしたのだが…
担任の先生が
「その前に挨拶!」
とストップを掛ける。
ガヤガヤ。
先生「はい、日直さん誰ですか」
「(黒板に)書いてな~い」
「誰だっけ?」 ガヤガヤ
先生「じゃあ、◯◯ちゃんと△△ちゃん、お願いします」
間。
指名の二人「オハヨウゴザイマスのごあいさつをシマス。....お は よ う ご ざ い ま す」
「お は よ う…ご ざ い ま す」
ここまでに5分ぐらいかかってしまった。
『ひゃくまんびきのねこ』
気を取り直して紙芝居『ひゃくまんびきのねこ』を開く。
やはり知っている子が多い。しかも、今朝は落ち着きがない感じ。
とにかく、始めてしまうことだ。
さすがに、始めると静かになってちゃんと聞いてくれた。
ネコの鳴き声の効果音(?)を入れてくれる子もいて、ちょっと微笑ましい。
私もちょっとネコの台詞を声色をつけて言ってしまった。すると、笑いが起こった。
まずい!これが「演技過剰で、物語よりも演者に関心が行ってしまう」現象か?!
『ラーメンのかわ』
次に絵本の『ラーメンのかわ』を出すと、
またまた「知ってる~」「図書館にある~」「読んでもらったことある~」の声。
人気の絵本だからね。
この絵本は、これといってストーリーはないのだが、ラーメンの川を下りながらラーメンを食べていく様子がなんとも言えずおいしそうで、楽しい。
ラーメンが食べたくなる絵本だ。
『せんひくよろこび』
長い物つながりで、『せんひくよろこび』を読む。
これは新刊の”こどものとも(年中向き)”なので、さすがに知っている子はいない。
文字が少なくて、絵を読む絵本。
じっくり見せるようにした。
「へえ~」
「空にかけないよ」
「どこまで行くんだ?」
などと驚きの声も上がった。
ちょうど時間になったので、ここでおしまい。
11分ぐらいかな。