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チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

今年度12回めの児童館おはなし会

私  ◯ 素話 『木龍うるし』

私     ◯ 絵本 『ことりをすきになった山』 アリス・マクレーラン/文、エリック・カール/絵、ゆあさふみえ/訳

Oさん◯ クイズ

Oさん◯ 絵本 『おもちのきもち』 かがくいひろし

Oさん◯ 紙芝居 『おしょうがつのおきゃくさん』渋谷 勲 脚本/藤田 勝治

 

 今日はOさんと二人で。子どもたちは今日は多くて、51人。まず、児童館の先生が伴奏して歌を一曲みんなで歌ってから始めることに。曲は「あわてんぼうのサンタクロース

 

『木龍うるし』

 私の素話から。昔教科書に載っていた気がする昔話。単純で短い。初めのうち、ざわついていたが、だんだんに集中してくれるようになった。顔を見て語れる素話はこういう時に強い。

 お話はーー

淵の底に上等の漆が溜まっているのを見つけた兄が独り占めしたくなり、弟に取られないように、木で龍を彫って淵に沈める。弟は本当の龍だと思っておびえるので、兄はしめしめと思うが、今度は兄が潜っていくと、なんと木龍は何倍もの大きさの本物の龍になっていて襲いかかる。結局誰もその漆を取りに行くことはできなくなった、というもの。

欲張りを戒めるものかな?

 

『ことりをすきになった山』

ことりをすきになった山 (エリック・カールの絵本)

 これは丸々10分かかる長めのお話。飽きずに聞いてくれるかどうかちょっと不安だったが、エリック・カールの鮮やかな絵のおかげか、ずっと静かに聞いてくれた。2人ぐらい落ち着かない子はいたけれど。

 岩だらけの山に小鳥が羽を休めにやってきて、山はその初めての感触に感激し、ずっといて欲しいと頼む。でも、小鳥(ジョイ)は食べ物も水もない岩山には住めない。でも、また来年の春には必ず来ます、と約束して去る。そして毎年、春にジョイが来て、山はそれを待ち焦がれるようになる。

 しかし、ちょっとの間しかいられないジョイが恋しくて、つらさに耐えかねて、山の心臓は爆発し、涙が一気に噴き出す。その涙が一筋の流れとなって・・・

 最後は見事な緑の山に生まれ変わるハッピーエンドなので、絵も美しく、読後は爽やか。

 

クイズ

 Oさんに交代。Oさんは「クイズをします」と言って、2問のクイズをした。1問目の答えはみかん。2問目はおもち。そこから、『おもちのきもち』につなげた。

 実はOさん、『おもちのきもち』の他に『みかん』という絵本も用意していて、どちらにしようか迷っていた。結局直前の話し合いで『おもちのきもち』にしたのだが、『みかん』にする場合は1問目と2問目を入れ替える予定だったのだろう。さすがだ。

 

『おもちのきもち』

おもちのきもち (講談社の創作絵本)

 さすがにこれは知っている子が多いらしく、「あ、おもしろいやつだ」とざわつく。

 かがくいひろしさんの奇想天外なストーリーに、みんな楽しそう。でも、だんだん数人の男の子が後ろを向いたり落ち着かなくなってきた。

 

『おしょうがつのおきゃくさん』

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 最後に紙芝居。これは「かさじぞう」に似た感じの年越しのお話。お礼に現れるのはお地蔵様ではなく、七福神。「7人の神様」としか出て来ないが、「七福神」と声を上げた子もいて感心した。

 この頃になると、例の騒ぐ子がますます調子に乗って、先生の静かな制止も無視して、目に余るようになってきた。私もさりげなく抑えようとしたが、ダメだった。

 ちゃんと聞いている子も、気が散って振り返ったりする。困ったなぁ。

 それでも、Oさんは動じずに最後まで冷静に演じきった。

 

 30分。

 今年の読み聞かせの活動はこれでおしまい。また来年!