◯ 紙芝居 『かちかちやま』 西本鶏介/文、遠竹弘幸/絵
◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵
なぜか2年2組には私に割り当てが来なくて、なんと8月以来4ヶ月ぶり。でも、みんな親しげでノリノリだった。
『かちかちやま』
今日も『かぐやひめ』『いっすんぼうし』『かちかちやま』の中から選んでもらったが、なぜか1人を除いて全員が『かちかちやま』に手を上げた。最初から元気のいい男の子が何人か「あ、『かちかちやま』がいい!」と叫んだから影響されたのかも。
お話を知らなかったという様子ではなく、知っていてこの話が好きだから、という感じだった。
この紙芝居は、絵が漫画風ではっきりしていて見やすい。おばあさんがタヌキに殺される場面には
「この部分、幼児に刺激が強い場合『ばあさまはたおれてしまって・・・。』と言葉を変えてみてください。以下ばあさまが怪我をしたという程度のお話で進めてください」
と注意書きがついている。けれど、もちろん変えずにそのままにした。
ただ、私が知っている話では、ばあさまに化けたタヌキが「たぬき汁」ならぬ「ばあさま汁」を作ってじいさまに食べさせてしまうというのだが、それはこの紙芝居には最初から描かれていなかった。
途中「かや」や「火打ち石」などちょっと難しいかなと思う言葉の説明をチラッと入れながら進めたが、紙芝居の絵があるから説明しなくても大丈夫だったかもしれない。
『こんにちワニ』
ほとんど時間が残っていなかったので、定番のこれで締めることに。
みんな嬉しそうに一緒に声を出してくれた。
10分。