Oさん◯ 絵本『このよでいちばんはやいのは』ロバート・フローマン/作、あべ弘士/絵、天野祐吉/訳
Oさん◯ 紙芝居『めだらけ』滝本つみき/脚本、吉本宗/絵
私 ◯ 絵本『もりのはみがき』村山桂子/作、山口みねやす/絵
自転車で行ったのだが、向かい風で大変だった。そのため時間もかかり、ギリギリに到着。疲れたし・・・。でも、Oさんが先にやってくれるので、その間に休めてよかった。
『このよでいちばんはやいのは』
子どもたちは興奮気味でワイワイ。始まると今度は内容に対して「◯◯の方が速いよ」「時速何キロ?」などと口々に叫び、なかなか落ち着かなかった。
これは科学絵本で、動物の走る速さ、音や光の速さ、地球の自転や公転の速さなどを比べている。最後にもっと速いのは人間の想像力だ・・・というところはちょっと哲学的。
ただ、低学年の子どもには難しかったのかもしれない。最後までざわざわしていた。
『めだらけ』
これはちょっと怖い妖怪の話。のっぺらぼうが、人や動物の目をとって自分にどんどんくっつけていく。
騒いでいた子どもたちもいつの間にかシーンとなった。怖かったのかもしれない。話としては結構おもしろいと思う。ちゃんと最後には「めだらけ」も、自分の醜さに気づいて目を返し、去っていくし。
ここから私。
『トラとカタツムリの競走』
さっきの絵本に関連して、この話にした。「トラとカタツムリではどっちが速いと思う?」と聞くと、もちろん「トラ!!」「そりゃトラでしょ」という答えが返ってくる。
こういう競走の話は、似たようなのを以前語ったことがあり、それを覚えていたのか「カタツムリが2匹いるんでしょ!」と盛んに言う子がいた。この話は違うんだけどね。
『もりのはみがき』
明日は虫歯予防デーなので、最後はこの絵本。カバが歯医者さんに行くところでは「ええ?」と驚いていた。その後も、じゃまにならない程度の結構いい反応があり、和やかに進めることができた。
お話は単純で、絵もダイナミックで見やすい絵本。
30分。