◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵
今日は久しぶりに暑さがぶり返した。39人の机ギッシリの教室は暑くて、汗が流れる。エアコンは入れていないようだ。
担任の先生は「お忙しいところ、皆さんのために読み聞かせに来てくださっているのだから、感謝の気持を態度で表しましょう」などと言ってくださった。それなのに、その先生が、読み聞かせの最中に何度も私の前を平気で横切るので閉口した。途中で机の間に入っていって姿勢の悪い子に注意をしたりするし。若い先生ではないのだが、こんな先生もいるんだな。
『かぐやひめ』
かぐやひめのことは、聞いたことはあるけど、ちゃんと話を知っている人は少ないのではないかと思い、これを選んだ。8分以上かかる長いお話だが、先生が横切るのも気にせず(?)4年生はちゃんと聞いてくれた。
かぐや姫が竹の中から現れるところは「小さい!」と言い、急に大人の姫になったところでは驚いて、子安貝だと思って掴んだものがツバメの糞だったところでは「げー」と声が上がった。
この絵本は、絵も古典のイメージに合っていて、文章も程よく子ども向きにしてあるので、読み聞かせにちょうどいいと思う。
『かぞえうたのほん』
あとは定番の絵本。これを出すと「あ、おもしろいやつ」という声が。でも久しぶりなので、「へんなひとかぞえうた」では笑いが起こった。
『こんにちワニ』
締めはこれ。みんなにこにこしながら聞いたり、一緒に唱えたりしてくれた。
13分ぐらい。