Oさん◯ 紙芝居『冬のわらたば』津谷タズ子/脚本、西山三郎/絵
Oさん◯ 絵本『きっておとこ』 殿内真帆 こどものとも年中向き2017年9月号
私 ◯ 素話『ウナギつりのおじいさん』
私 ◯ 絵本『ふしぎなおみせ』井上洋介 こどものとも年中向き2000年7月号
学校では面談週間なので、終わる時間が早く、児童館にいる時間が長い。でも、45分ぐらいみんなでお散歩してきたとのことで、子どもたちは落ち着いていた。
いつものようにOさんの紙芝居から。
『冬のわらたば』
これは16画面で10分ぐらいかかる長いお話。そして怖い話。でも今日は子どもたちみんなシーンとして真面目に聴いていた。
藁束の中から出てきた小さな怪しい男は蜘蛛の化け物で、じいさまは蜘蛛のネバネバの糸に捕まってしまう。
男の正体はなかなかわからず、怪しい感じだけが不安をかきたてる感じ。そのへん、うまくできていると思う。
『きっておとこ』
実際の切手を貼ってできている絵。でも、今の子どもたちには切手はあまり身近なものではないみたい。「おうちに切手ある?」と聞いても反応はなかった。
でも、この絵本は切手の色や図柄を活かして、なかなかおもしろくできている。
ここで私に交代。
『ウナギつりのおじいさん』
これは「まのいいりょうし」という絵本に似ている話。大ウナギを釣り上げたおじいさん、苦労もせずに運良く次々といろんな獲物が手に入る。
子どもたちを引きつけるために、獲物を復習するときに数などを答えてもらったりした。こうすると、みんな嬉々として答えてくれるからかわいい。
『ふしぎなおみせ』
Oさんが長い紙芝居をやると言っていたので、私は軽めの絵本を選んできた。
これは、空想のお店がいろいろ出てくる絵本。子どもたちは楽しくコメントを入れながら聴いていた。
「ふりこや」では「振り子って何?」と聞かれたし、「あなや」で穴を買った場面では「どうやって持って帰るんだ?」。「バッタや」でバッタの足を買ったときには「ええ?バッタ殺しじゃん」だって。
それぞれ想像をふくらませて楽しんでもらえた。
25分ぐらい?