◯ 絵本 『たまごをうって こぶたをかって』 ブルガリアの昔話 八百板洋子/再話、日置由美子/絵 (こどものとも2015年3月号)
◯ 絵本 『にているね!?』 五味太郎
いつものように、早めについて図書館で時間調整していると、女の子に「今日何年何組?」と聞かれた。「3年1組だよ」と答えると、「やった~」とかわいい反応。
◯ 絵本 『たまごをうって こぶたをかって』
卵を100個売りに行く男。この卵を売ったお金で豚を買って・・・と、どんどん夢が広がる。
子どもたちに、現実と夢想の区別がわかるかな?とちょっと不安だったが、絵の構成がうまいおかげか、ちゃんと理解してくれたようだ。
最後に、男があまりにも自分の夢想に夢中になり、いもしない息子を抱き上げようと、大きく手を広げてしまった。そこで子どもたちの中から「あぁああ」と声が上がったのには感心した。ちゃんとわかっていたんだ。
次のページでは、そのとおり、手を放してしまった籠から卵が落ちて・・・
◯ 絵本 『にているね!?』
これは、よく考えると哲学的な絵本。自分はかっこいい、と思っている馬に対して、椅子が「おまえ、おれに にているよね」と言い放つ。そして、どこが似ているか、次々と挙げていく。思わず、なるほど、と思ってしまうし、絵もおもしろい。
◯ 絵本 『こんにちワニ』
定番のこれを出すと「あ、知ってる」「おもしろいやつ」「じゃんけんぽんず」と声が上がった。やっぱり締めはこれだな。
10分。