チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2019年度11回めの児童館おはなし会

Oさん ◯ 紙芝居『とうめい人間になったドロボー』 宇野克彦/作、西村郁雄/絵

Oさん ◯ 絵本 『ちゅうちゅうたこかいな』 新井洋行

私  ◯ 素話 『さむらいだぬき』愛媛県の昔話

私  ◯ 絵本『ガラスめだま と きんのつののヤギ』 ベラルーシ民話、田中かな子/訳、スズキコージ/絵

 

 日が短くなったので、今回から4時開始にした。といっても、4時に集合をかけて、先生が少しクイズなどをするので、実際に始まるのは4時10分ぐらい。今日も50人以上の児童がいた。

 

『とうめい人間になったドロボー』

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 いつものようにOさんから。ザワザワしていたが、だんだん落ち着いてきた。

 不思議なビー玉の力でとうめい人間になることができた泥棒。これで泥棒し放題だと思ったのだが、いろいろ不都合なこともある。夜になって、おばあさんと猫のいる家に泥棒に入ったら、なんと先客の泥棒がいた…。

 なかなかおもしろい話だが、最後が「あれ?終わり?」という感じだった。ビー玉を落としたためにどうめい人間じゃなくなった男が、それに気づかず何かヘマをするのかと思ったら、そのまま家に帰っただけ??

 

『ちゅうちゅうタコかいな』

ちゅうちゅうたこかいな (講談社の幼児えほん)

 ♪ちゅうちゅうたこかいな のわらべうたを知っている子はいなかったようだ。

それでも、これはツボから「な」の付くものがいろいろ出てきておもしろい。ちらっと見せているヒントも、引っ掛けになっていて、意外性がある。

 

『さむらいだぬき』

 私に交代して素話から。たぬきの穴を見つけた藤吉が「1匹捕れれば1日分のご飯になる。2匹捕れれば2日分・・・」と言っているところで子どもたちの間から「まだ捕ってもいないのに!」の声。「そう、それが『たぬきの皮算用』というんだよ」と思わず私。

 たぬきの穴からお侍さんが次々出てくるところでは、「たぬきが化けてるんじゃないの?」とさすがにみんな気づいていた。

 

『ガラスめだま と きんのつののヤギ』

ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話 (日本傑作絵本シリーズ)

 まず、「ガラスめだま」が気になるらしい。「めだまがガラスなの?」「それが何の関係あるの?」などとしきりに言っている。

 そのヤギがおばあさんの麦畑を荒らして出ていかない。おばあさんは、クマやオオカミなど次々に助けを頼むが、みんなヤギに脅されて逃げていってしまう。

 子どもたちは「食べちゃえばいいのに」「どんどん弱い動物になっていく」「ウサギじゃ無理だ」などなど、興奮してにぎやかなこと。

 お話に入り込んで興奮しているのだから、仕方ないよね。私は負けずに大きな声で読み続けた。

 

23分ぐらい。

朝の読書タイム:1年2組(第2回)

◯ 絵本 『タンゲくん』 片山健

◯ 絵本 『へろへろおじさん』 佐々木マキ

◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 なんと、このクラスは今回がまだ2回め。定番絵本もあまり聞いていないのだった。

 

『タンゲくん』

タンゲくん (日本傑作絵本シリーズ)

 私のお気に入り。今日はこれをメインに持ってきた。

 片目がつぶれているネコ。なぜか「わたし」の膝に乗ってきた。「わたし」から「タンゲくん」への愛情がすごい。そして、「タンゲくん」は誇り高い。

 決してかわいらしいネコではないのだが、子どもたちは「かっこいい!」と言って見ていた。

 物語としては地味で、何の事件が起こるわけでもなく、「わたし」がタンゲくんのことを語る形で進む。それでも、この素晴らしい絵と、温かい愛情あふれる言葉で、率いつけられる。

 

『へろへろおじさん』

へろへろおじさん (こどものとも絵本)

 ここからは定番絵本。『へろへろおじさん』は、このクラスで初めてだったが、珍しく笑わなかった。1年生なのに、ませているのかな。

 今まで低学年で読んだ時は、おじさんが階段から落ちたり、頭の上にマットが落ちてきたり、ブタに踏みつけられたりするたびにゲラゲラ笑うのだったが。このクラスでは、おじさんに同情しているようだった。最後にアイスクリームを買ったところでは、落とすんじゃないかと心配していた感じ。こんなこともあるんだな。

 

『もりもりくまさん』

もりもりくまさん (たんぽぽえほんシリーズ)

 これは前に1回読んだことがあるのだが、覚えていない子が多かった。派手な色づかいの絵と、調子の良い詩のような言葉。「わお!」が何度も出てくるのも喜ぶ。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 ほぼ時間になってしまったが、最後にササッとこれを読んだ。定番中の定番だから。

久しぶりに「もう1回読んで!」が出て嬉しかった。でも、また今度ね。

 

17分ぐらい?

いしかわこうじ さん 講演会

「おめんです」「どうぶついろいろかくれんぼ」などの型抜き、しかけ絵本で絶大な人気を誇るいしかわこうじさんの講演会。

 いしかわさんは、トレードマークのカラフルな模様のシャツで登場した。

 

自己紹介

これまでの経歴は

イラストレーターを20年

ペーパーわんこ作家を5年

↓ 

絵本作家として13年

絵本は50冊ぐらい作った。

絵でコミュニケーションするものなので、外国でも多く出版されている。

ベトナムでは「いろいろかくれんぼ」シリーズを全部翻訳出版してくれて、実際にベトナムへ出向いて読み聞かせ・ワークショップをして来た。そこでの子どもたちの反応が日本とまったく同じだった。

 

★大型絵本「どうぶついろいろかくれんぼ」読み聞かせ

大型絵本>どうぶついろいろかくれんぼ (ポプラ社のよみきかせ大型絵本)

 ひとつずつ「なにかな?」で、わかった人に手を上げてもらって、指してから答えてもらう形式でいつも読んでいるという。

 

こどものころ

 

 笠原邦彦「おりがみ むしとはな」が大好きだった。子どもには難しいものも多かったが、ハサミを使わずに1枚の紙から作る虫をどうしても作りたくて、何週間も頑張ってやっとできた時は嬉しかった。

 大阪万博(1970年)には行けなかったが、そのパンフレットが大好きで、いつも眺めていた。パビリオンの色と形に感動した。

 (ここで、子どもの頃の絵や作品を紹介してくださったが、とても素晴らしくて、やはり才能があったのだと納得) 親がとっておいてくれたことに感謝している。

 

★絵本「パンダくんのおにぎり」読み聞かせ(パワーポイントで投影しながら)

パンダくんのおにぎり (PHPわたしのえほん)

 パンダくんがおにぎりを落としてしまい、それを追いかけていくお話。途中、おにぎりが紛らわしいところに飛び込む。おにぎりがどこにあるか、探すゲーム的な場面が何度も出てくる。大人でも注意深く探さないと難しい。

 そして、最後は驚きの展開も待っていて、楽しかった。いしかわさんのアドリブ(大人向きの解説?)もおもしろくて、笑いが起こった。

 

中学時代から絵本作家になるまで

 

 中学時代は、軟式テニスに熱中。

高校時代は、またテニスをやると球拾いからになるから、と美術部に入る。そこで先輩 の影響なども受けて、美術の道へ進むことに。

 美術大学に進学。そこで絵・デザイン・写真・理論などみっちり学んだことが、後に絵本のデザインやペーパーわんこの写真を撮るときなどに役に立った。

 在学中からイラストレーターの仕事を始め、雑誌の表紙などを描いた。

卒 業後も就職はせず、イラストレーターとなる。1年目は年収40万円ぐらいで苦しかったが、2年目ぐらいからまともに稼げるようになった。

 でも、依頼されてする仕事ではなく、自分から発信する仕事がしたくなり、「ペーパーわんこ」を作る。工作絵本として3冊出したが、その後は出版社に「もういいんじゃない?」と言われて終わる。

 「どうぶつ いろいろかくれんぼ」を作ったらポプラ社の社長に気に入られ、「のりもの いろいろかくれんぼ」も描くように言われて、2冊一緒に出版。

 そこから絵本作家になる。

 

絵本は深い

 

レオ・レオニの作品などは、絵だけを見ると抽象画のよう。

子どもでも大人でもおもしろいと思える、国を超えて通じる。

 

★絵本「つみきくん」読み聞かせ

つみきくん (絵本のおもちゃばこ)

 子どもと積み木で遊んでいて思いついた。お話の絵本にも挑戦するきっかけになった。

 

しかけえほんの魅力

 

 しかけえほんには「動き」「立体感」「意外性」がある。

例えば「どうぶついろいろかくれんぼ」などでは、ページをめくるときの「動き」、ピタッとはめた時にも穴の部分に「立体感」がある。そして、違う絵が出来上がる「意外性」。

 

「たまごのえほん」読み聞かせ

たまごのえほん (いしかわこうじ しかけえほん)

 たまごが上下と右に開いて赤ちゃんが生まれる様子を表す。画期的な構造の絵本。

 

「ふねくんのたび」では、最後のページが大きく開く。

「ハロウィンのかくれんぼ」は、表紙のおばけが蓄光塗料で描かれていて、暗くするとおばけが光るようになっている。

 

★大型絵本「おめんです」読み聞かせ

おめんです

 日本の伝統的なお面をリアルに描きたいと思って、実際のお面を探して買いに行って描いた。すべてパソコンで描いているのだが、立体感を出すように工夫した。

 初めの試作品では、お面が上に開くようになっていたが、せっかくだから動物が自分の手で持って開くようにした方が楽しいと思い、横に開く形にした。

 

 「まねっこえほん」シリーズは、赤ちゃん(娘)との暮らしの中で生まれた。赤ちゃんがだんだんにその動きをまねしてくれるようになる。

 

 いしかわさんは、特に色にはこだわっているようで、外国版が出版されるときにはわざわざ色合せに出向いたり、中国語の題字も自分で書いたりしたそうだ。単純な色に見える絵本でも、かなり時間をかけて吟味して作り上げているとのこと。

 これからも楽しい作品を期待しています。

朝の読書タイム:5年2組(第1回)

◯ 本の紹介 『ルドルフとイッパイアッテナ斉藤洋

◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵

 

 なんとこのクラスは今年度初めて。

 

ルドルフとイッパイアッテナ

ルドルフとイッパイアッテナ

 今日は有名な『ルドルフとイッパイアッテナ』を持ってきた。でも、聞いてみると読んだことのある子はいなかった。聞いたことがある子は1人だけいた。

 ルドルフという小さな黒猫が、ししゃもを盗んで魚屋さんに追いかけられ、トラックに逃げ込んだら、そのトラックが動き出した。しかも、なんとそのトラックは高速道路に乗っていったので、ルドルフは遠い町へ連れて行かれてしまった。

 知らない大きな街で出会ったのが、この大きなトラ猫。

 ・・・と、そこまで説明してから、ルドルフがトラ猫(イッパイアッテナ)と出会う場面を5~6ページ朗読した。

 何年か前に紹介したときには、内容をかいつまんで話しただけにしたのだが、それだとあまり魅力を伝えられなかった。今回改めて読んでみて、この本の魅力はルドルフとイッパイアッテナの軽快なやり取りや、ルドルフの独白の絶妙なおもしろさなのだと思い、朗読することにしたのだ。

 そして、最後にまた補足説明。

「この後、ルドルフはイッパイアッテナに時の読み書きや生きる術を教わります。給食のメニュー表を読んで、大好きなクリームシチューの日だけおすそ分けを貰いに行ったりするんですよ。私はこれを読んだ後、野良猫を見つけるとつい話しかけたくなったりしました。猫は実は人間の言葉を理解しているのではないかと思えてきます。」

 学校の図書館に何冊も揃っているので、ぜひ読んでほしい。続編も感動的。

 

『かぞえうたのほん』

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 本当はネコつながりで『タンゲくん』を持ってきたのだが、残り時間が3分ぐらいになってしまったので、定番のこちらにした。

 

13分ぐらい。

 

朝の読書タイム:4年2組(第3回)

◯ 本の紹介 『へんてこもりにいこうよ』 たかどのほうこ

◯ 絵本 『へんてこレストラン』 古内ヨシ/作、竹内通雅/絵

◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵

 

 元気な4年生。先生は用事があって退席されたが、子どもたちはノリノリで食いついてきてくれた。中には、別の作業をしている子もいたけれど、耳はこっちに向いていたと思う。

 

『へんてこもりにいこうよ』

へんてこもりにいこうよ (おはなしカーニバル 10)

 久しぶりにこの本を紹介した。これは字も大きいし、漢字も使っていないので、本当は低学年向きの幼年童話だ。でも、内容はとてもおもしろくて、大人が読んでも楽しい。本を読み慣れない子でも、これなら取っつきやすいのではないかと思ってあえて、4年生に紹介することにしている。

 「へんてこもり」っていうくらいだから、へんてこなことが起こるんだよね。この4人の子どもたちがへんてこもりで動物しりとりをする。表紙の絵にあるように、「ぞう→うし→しろながすくじら→らくだ→だちょう→うま」と進んで(ここまで子どもたちも絵を見ながら一緒に進めた)、その次が問題。

 「次は『ま』のつく動物だけど・・・」と言うと、「マントヒヒとかあるじゃん」など口々にしりとりを続ける子どもたち。

 「ああ、みんなはもう大きいからいろいろ知ってるんだね。でも、この子達はまだ幼稚園だから、思いつかなかったの。それで苦し紛れに『まるぼ!』って言っちゃった。そんな動物いないよね。ところが、なんと『まるぼ』が現れた!』

 と絵を見せる。

 続きは図書館で借りて読んでもらうことにした。「おもしろそう」「読みたい」という声も聞こえて、嬉しかった。

 

『へんてこレストラン』

へんてこレストラン

 へんてこつながりで、この絵本を選んだ。

 ページを開くごとに、へんてこなレストランが紹介されていく。そこに出てくる変なシェフが、次のレストランではちゃっかりお客になったりしていて、楽しい。

 子どもたちは「え~!」「げ~!」「あ、さっきのライオンがいる」「ブタもいる」などと絵をじっくり見て楽しんでいる。だから、文字は少ない割に、読み終わるのに結構時間がかかった。裏表紙で移動レストランを開店したカバは、最初のページでお客になっていたカバだ。

 

『かぞえうたのほん』

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 残り1分ぐらいだったが、先生はいらっしゃらないので、定番のこの絵本を読むことにした。「あ、おもしろいやつ」と嬉しそう。

 途中で先生がもどっていらしたので、最後の「すいぞくかん かぞえうた」は省いて終わりにした。

 最後にもう一度「へんてこもりにいこうよ」を見せて、「これ、ぜひ読んでみてね」と念を押した。「今日はへんてこばっかりだったね」と子ども。先生は「ちょうど図工でへんてこな絵を描いたところだったんですよ」と。

 

15分。

 

 

 

朝の読書タイム:1年1組(第2回)

◯ 絵本 『まじょのマント』 さとうめぐみ

◯ 絵本 『まじょまつりにいこう』 せなけいこ

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 少し早めに行ったのだが、みんなすでに体操着に着替え終えて席に着いていた。1時間目が体育なんだね。1年生なのに立派。

 今日はハロウィンの日なので、それにちなんだ絵本を持ってきた。

 

『まじょのマント』

まじょのマント (おはなしのほん)

 魔女が着地に失敗していばらのしげみにマントをひっかけてしまう。マントは穴だらけ。いばらに引っかかっているマントの切れ端を見つけたのが、ネズミ。それを手にとってみると、コウモリの羽のようにくっついて飛べるようになった・・・・。

 楽しいお話。魔女はコウモリのシチューが大好きなのに、ネズミは(食べるのは)大嫌いだというのは不思議な設定。でも、ネズミたちが食べられなくてよかったね。

 

『まじょまつりにいこう』

まじょまつりにいこう (せなけいこのえ・ほ・ん)

 これは、せなけいこさんお得意のネコとうさぎが出てくる絵本。子どもたちは「あ、それ知ってる」と言っていた。この季節によく読まれている絵本なのかも。

 まじょまつりに招待されているネコたちをうらやましく思ったウサギは、ネコに返送して紛れ込むことに・・・・。

 最後、月のウサギが臼に乗って助けに来るなんて、すごい展開。臼が宇宙船みたいになるなんて。

 絵もお話も単純でわかりやすい。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 最後に、駆け込みで定番の一冊を読んだ。このクラスでは初めてだったので、子どもたちは初めのうちキョトンとしていたが、やがて笑いが起こるようになった。

 

13分ぐらい。

朝の読書タイム:3年2組(第3回)

◯ 絵本 『おばあさんとマリーちゃん』 織茂恭子(こどものとも2000年10月号)

◯ 絵本 『へろへろおじさん』佐々木マキ

◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 読書週間とのことで、階段脇には3年生が書いたおすすめの本の紹介カードが張り出されているし、図書委員は低学年のクラスでブックトークをするとのこと。来週は校長先生の読み聞かせも企画されているそう。

 3年生は1クラスの人数が多いので、教室に机がぎっしり。「見える所に移動していいよ」と言ってもあまり移動する子はいなかった。場所もないからかな。

 

『おばあさんとマリーちゃん』

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 一人暮らしで寂しいおばあさん。犬を飼うことを思いついて貼り紙を出した。犬を飼ったらマリーちゃんという名前をつけて仲良くしようと思って。

 ところが、やってきたのはごつい大きな犬で、図々しくおばあさんの分までご飯を食べてしまうし、ドーナツも勝手に全部平らげてしまう。おばあさんは怒って追い出そうとするが・・・。

 意外性があって、温かくて素敵なお話。子どもたちは「マリーちゃん」が女の子の名前なのに全然似合わないオスの犬が「マリーちゃん」になったことを気にしていた。「マリーくん」じゃない?などと言う子もいた。

 ハッピーエンドだからいいんだよ。

 

『へろへろおじさん』

へろへろおじさん (こどものとも絵本)

 月刊絵本のときから私の定番で、大事にしているこの絵本。「覚えてる?」と聞くと、半分ぐらいの子が手を上げた。

 何度もひどい目に遭うおじさんに、低学年の子は大笑いするのだが、3年生ぐらいになると笑わずに同情したり心配したりするみたい。精神の成長がわかる。

 

『もりもりくまさん』

もりもりくまさん (たんぽぽえほんシリーズ)

 こちらはみんな覚えていて、嬉しそう。一緒に声を出して「わお」などを言ってくれた。調子が良くて、絵も明るくて、楽しい絵本。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 最後はやっぱりこれ。みんなで唱えて締めた。

 

15分ぐらい。