チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:6年1組(第1回)

◯ 本の紹介と朗読『ねらわれた星』より「妖精」 星新一

◯ 絵本『もったいないばあさん かわをゆく』真珠まりこ

 

 6年生になって急に体も大きくなったような気がする。そして、中身もしっかりしている。おかげで今日も早めに始めることができた。

 

『ねらわれた星』より「妖精」

ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1)

 星新一を読んだことがあるかどうか聞いたら、男の子数人が手を上げた。私は毎年6年生に紹介しているが、知っている子がいたのは初めて。ちょっとびっくりした。

 この中から今日は、お得意の「妖精」を読んだ。 

chocolate-doughnuts.hatenablog.com

  またオチの直前で止めて、「続きは考えてみてね。気になる人は図書館に行って読んでください」と言った。

 

『もったいないばあさん かわをゆく』

もったいないばあさん かわを ゆく (講談社の創作絵本)

 少し時間が余ったので、昨日4年生に読んだのと同じ、環境問題を取り上げているこの絵本を読んだ。時間の関係でちょっと早口になってしまったけど、6年生だから大丈夫だろう(?)。

 

15分ぐらい。

 

朝の読書タイム:4年1組(第1回)

◯ 絵本『もったいないばあさん かわをゆく』真珠まりこ

◯ 絵本『かん字のうた』川崎洋/詩、久住卓也/絵

◯ 絵本『かぞえうたのほん』岸田衿子/文、スズキコージ/絵

 

 時間より早めに始めることができた。

『もったいないばあさん かわをゆく』

もったいないばあさん かわを ゆく (講談社の創作絵本)

 「もったいないばあさん」シリーズの最新作。

 「もったいないばあさんって知ってる?」

と聞いたら、ほとんどの子が手を上げた。さすが、このキャラクターは知られている。

 真珠まりこさんは環境問題に取り組んでいるとのことで、この絵本もそんな内容が盛り込まれている。でも、堅苦しくはなく、かわいい「かわのあかちゃん」を案内役にして、わかりやすく描かれている。

 

『かん字のうた』

詩の絵本 教科書にでてくる詩人たち (1)かん字のうた (詩の絵本―教科書にでてくる詩人たち)

 ここに出てくる漢字は皆1年生で習うものなので、みんなよくわかったと思う。そして、これは漢字の勉強ではなく、詩であり、リズムよく楽しい。

田んぼで 力を入れたら 男になりました

のときは、一緒に答えてくれた子がいた。

村には 木があって 町には 田んぼがあります

にはハッとさせられる。

 絵も鮮やかで漢字がいい具合に絵に取り込まれていて、見やすい。

 

『かぞえうたのほん』

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 少し時間が余ったので、定番絵本の中からこれを選んだ。大好きな子が何人かいて、「へんなひとかぞえうたが面白いんだ」と嬉しそう。

 何度も読んだはずなのに、ツッコミを入れたりして、よく笑ってくれた。

 

15分ぐらい。

 

朝の読書タイム:3年2組(第1回)

◯ 絵本『たまごからうま』 酒井公子/再話、織茂恭子/絵

◯ 絵本『こんにちワニ』中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

新学期初の朝の読書タイム。3年生は今年から2クラスになったため、教室いっぱいに机が並んで窮屈そう。でも、先生がいらっしゃる前から席について始められるようにしてくれた。

 

『たまごからうま』

たまごからうま (世界の民話傑作選)

 「馬の卵って見たことある?」

と聞くと、さすがにみんな

「ない」と。

でも「きっと大きいと思う」

と言う子がいた。

それで「じゃあ、人間の卵は?」

と聞くと、

「人間は、赤ちゃんだから・・・」と、わかっていた。

「そうだよね。馬も卵じゃなくて赤ちゃんで生まれてくるんだよ」

と話してから読み始めた。

 これは、馬を買いに言った男が、”世界一速い馬の卵”と称して大きなかぼちゃを売り付けられる話。そして、卵からかえった馬だと思っていろんな動物を追い回すハメになる。

 10分かかる長い話だが、テンポよく、絵の迫力もあり、長くは感じない。ドキドキしながら楽しめると思う。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 最後は定番のこの絵本で締めた。みんなの顔がほころぶ。

 

13分ぐらい?

 

 

2019年度第2回めの児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『おうさまのひげ』横笛太郎/脚本、織茂恭子/絵

Oさん◯ 絵本『みつけよう!はる』ビーゲン・セン/作、永井郁子/絵

私  ◯ 素話『泥棒を治す赤ひげ先生』東京の昔話

私  ◯ 絵本『ぐぎがさんとふへほさん』 岸田衿子/作、にしむらあつこ/絵

 

 今日は暴風。子どもたちはそれにも負けず元気いっぱい。3年生もたくさん来ていて、全部で50人以上いた。

 

Oさんから。

『おうさまのひげ』

おうさまのひげ (ともだちだいすき)

 王様が寝ている間に、自慢のひげが離れて遊びに出かける話。織茂恭子さんの絵は見やすくて、話も単純で面白い。

 最初の絵からしインパクトが強く、子どもたちはそれを見ただけでどっと笑って、収まるのに時間がかかったほど。

 最後の場面では、みんなにも笑ってもらうはずだったのだが、小学生にもなるとなかなか素直に笑ってくれなかった。

 

『みつけよう!はる』

みつけよう! はる

 小さめの絵本で、遠くからはちょっと見づらかったが、今の季節にピッタリの絵本。

オタマジャクシなどはすぐに当ててくれた。よく見ると、絵がとてもかわいい。近くでじっくり見たい絵本だと思った。

 

ここで私に交代。

『泥棒を治す赤ひげ先生』

 素話だと顔を見て話せるので、騒ぐ子も静かに注目してくれる。

 でも、反応も良くて「赤ひげ先生」といっただけで「え~?」「ひげが赤いの?」などとどよめいた。

 最後に、泥棒をやめさせる薬とはいったい? ちょっと間をとって考えさせたが、誰も答えなかった。

 

『ぐぎがさんとふへほさん』

ぐぎがさんとふへほさん (こどものとも絵本)

 これは最初から最後まで大受けだった。まず、「ぐぎがさんとふへほさん」という名前からしておもしろがる。そして、対照的な二人の生活もおもしろい。

 ぐぎがさんが「ぐがよー」、ふへほさんが「ふはよー」と朝の挨拶をしてページをめくろうとしたら、「ねこは?」の声。え?と思って戻ってみると、ねこにもちゃんと吹き出しがついていて「おはよー」とあった。ねこが一番まともにしゃべってる、と笑いが。

 その後、二人と1匹は釣りに行き・・・。滑稽な歌も入って、笑いに包まれながら楽しく読むことができた。

 

20分ぐらい。

 

2019年度1回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『オニのごちそう』宮崎二美枝/脚本、藤本四郎/絵

Oさん◯ 絵本『1まいのかみのどうぶつたち』谷内庸生/作、西山悦子/撮影

私  ◯ 素話『かわうその恩返し』愛媛県の昔話

私  ◯ 絵本『はんぶんちょうだい』山下明生/文、長新太/絵

 

 今日から新学期。新しい1年生もやってきた。みんな行儀が良くて人懐っこくて、びっくり。

 

『オニのごちそう』

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 いつものようにOさんの紙芝居から。

 これは絵も見やすくて、お話もわかりやすい。新1年生にはちょうどよかったと思う。

 オニにごちそうだと言って、石の豆腐や竹の根っこの煮物などを食べさせてやっつける話。

 子どもたちは静かに見入っていた。

 

『1まいのかみのどうぶつたち』

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 次はガラッと変わって、1枚の紙からいろいろな動物を作っていくクラフトの絵本。何ができるか、みんな口々にいろんな動物を答えていた。切れ目を入れて行くのが多いので「タコ!」「タコ!」との声が多かった。馬ができたところでは「キリン!」の大合唱。私も馬よりはキリンに見えると思う。

 当て物みたいで楽しそうだった。実際に紙で作ってみるともっと楽しいんだろうな。

 

ここで私に交代。

かわうその恩返し』

 これもみんな夢中で聞いてくれた。最初に「かわうそって知ってる?」と聞くと「知ってる~」「絶滅したんでしょ」などとよく知っている様子。

 話が始まってからも、すごく反応が良くて、問いかけると答えてくれたし、かわうそを料理しようかというところでは「え~可愛そう」との声。

 邪魔になるような言い方ではなく、ちょうどいい掛け合いのような感じになって、楽しく語ることができた。

 

『はんぶんちょうだい』

はんぶんちょうだい

 さっきの「1まいのかみのどうぶつたち」で、紙をどんどん半分にしていくから、この絵本がちょうどいいと思って選んだのだが、なんと、夏の話だった。「あつい、あつい」と言って海に入って泳いだり、スイカを食べたり。それでも、おもしろかったから、まあいいか。子どもたちは気にしていないようだった。

「スイカで魚はつれるわけないじゃん」なとど言っていた。最後に海がつれたというところでは、びっくりしていた。海をじゅうたんのように丸めて運ぶなんて、おもしろいよね。

 長新太さんの絵が、こんな非現実を明るくおもしろくしている。

 

30分。

2018年度21回めの児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『いのししのおんがえし』津田真一/脚本、イ・スジン/絵

Oさん◯ 絵本『どっとこどうぶつえん』中村至男

私  ◯ 素話『動物の恩返し』フィンランドの昔話

私  ◯ 絵本『ゆかいなさんぽ』土方久功

 

今年度最後の児童館おはなし会。

いつものように、Oさんの紙芝居から。

『いのししのおんがえし』

いのししのおんがえし (ともだちだいすき)

 絵がダイナミックでとても見やすい。朝鮮の昔話だそうだ。

 いのししを助けた男が、そのいのししの言うとおりにすると、本当に大金持ちの娘と結婚できることになる。ところが、その娘がオオムカデにさらわれてしまう。すると今度もいのししの素晴らしい指示により、助け出すことに成功。いのしし、どんだけ有能なんだか。

 オオムカデが出てきた場面では「ムカデだ」「デカすぎだろ」「怪獣みたいだ」と声が聞こえた。たしかにね。

 

『どっとこどうぶつえん』

どっとこ どうぶつえん (こどものとも絵本)

 これは私も持っている絵本。字はなくて、ドットで表されている動物を当てる絵本。子どもたちはほとんどすぐに正解を出していた。大きな声を出して発散できただろう。

 

 ここで私にバトンタッチ。

『動物の恩返し』

 動物繋がりで、この話を持ってきた。子どもたちは落ち着いてよくきいてくれた。

 百姓が、穴に落ちた地主を助けようと綱に棒をつけて下ろすと、クマ、さる、へび、が次々と上がってきて、頭を下げて去っていく。最後に地主を助けあげる。地主は畑や金貨をお礼にやるからと約束したのに、次の日、百姓がもらいにいくと「そんな約束はしていない」とムチで追い払う。この時、子どもたちは「やっぱり」「そうだと思った」と口々に言っていた。

 その後の展開も、昔話の定石にしたがっていて、子どもたちは安心してきいていたようだ。こういうのもいいね。

 

『ゆかいなさんぽ』

ゆかいなさんぽ (こどものともコレクション2011)

 最後は古典的な名作。これは音を楽しむ絵本。お話のあとは気楽に楽しめるものがいいと思って選んだ。動物繋がりでもあるし。楽しい絵本だ。

 

20分ぐらい。

 

朝の読書タイム:3年1組(第3回)

◯ 絵本『きたきつねのしあわせ』手島圭三郎

◯ 絵本『しらないまち』田島征三

 

 今年度最後の朝読書。このクラスはなぜか私の割り当て回数が少なかった。

 

 『きたきつねのしあわせ』

きたきつねのしあわせ (いきるよろこびシリーズ)

 迫力のある版画が素晴らしく、それだけでも見る価値がある。

 これは、老いたキタキツネの晩年の話。キタキツネの寿命は5年ぐらいなのだそうだ。連れ合いも亡くし、体も弱っていくが、たくましく成長した子どもたち、孫たちの姿を見て、幸せな一生だったと満足しながら天に召されていく。

「ゆきのそらを どこまでも のぼっていきました」

のところで「あ、死んだんだ」というつぶやきが聞こえた。わかったんだね。

 

『しらないまち』

しらないまち

 2冊めは、ガラッと変わって不思議なナンセンス絵本にした。この絵本は、なんと、表紙から本文が始まっている。扉にも。

 遠足のバスに乗り遅れた「ぼく」は、次に来たバスに乗って「しらないまち」に

行ってしまう。そこでは、たんぽぽの子どもたちが歩いていたり、道端に小鳥が生えていたり、不思議な事ばかり。

 途中「がいろじゅ」の意味がわからないようだったので、「道路の脇に植えられている木ね」と一言添えた。

 変なことばかり起こって、たんぽぽに食べられちゃったけど、結局うちに帰ることができて、ぼうしや服をなくしたことも叱られなかったから、めでたしめでたし。

 

10分。