チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:1年2組(第3回)

Nさん◯ 絵本 『アイウエ王とカキクケ公』武井武雄/作、三芳悌吉/絵

私  ◯ 絵本 『ラーメンのかわ』 赤川明

 

 今日は、新人のNさんのプチデビューの日。紹介をしてから、初めの一冊を読んでもらうことにした。

 

『アイウエ王とカキクケ公』

アイウエ王とカキクケ公 (童心社の絵本 20)

 劇画のような緻密な絵。お話はアイウエオに従って続いていく。

アイウエ王、カキクケ公、サシスセ僧、タチツテ塔、など。それでちゃんとお話がつながっていくのがすごい。

 1年生には、それらの言葉のおもしろさは多分あまりわからなかっただろう。特に「ナニヌネ野」「ハヒフヘ砲」「ラリルレ牢」など。それでも、絵の美しさとお話の流れで楽しめればいいと思う。今日も、みんなシーンとしてよく聴いていた。

 Nさんは緊張したと言っていたが、見ている限りそんな感じはなく、安心して見ていられた。ページをめくるごとに子どもたちの方に顔を向けるのがちょっと気になったので、そこだけ後でアドバイスした。

 

『ラーメンのかわ』

ラーメンの かわ (講談社の創作絵本)

 Nさんが終わったところで、残り3分。それに合わせて、持ってきていた定番絵本の中から、とっさにこの絵本を選んだ。

 このクラスではまだ読んだことがなかったが、「あ、知ってる!」「今借りてる!」の声も。それに混ざって「ぼく、ラーメン食べたことある!」と叫ぶ子もいて微笑ましい。

 読み始めると、「わー」「でかい!」など、反応がすごい。ラーメンの川を食べながら下っていくだけなのだが、それがとてもおいしそうで、子どもたちの興味を引きつける。

 時間ピッタリ。楽しい気分で終わることができた。

 

10分。