◯ 絵本 『つきよ』 長新太
◯ 絵本 『つきよに…』 多田ヒロシ
◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵
ざわざわしていたが、私が入るとすぐに落ち着いた。10数えるうちに見やすい場所に移動して、聴く体制が整った。
今日はお月見特集。
『つきよ』
主人公(?)のタヌキがとても小さく描かれているので、初めは指し示して、絵本をぐっと前に出して確認させた。
その後も、1ページ毎に絵をよく見せる時間を取った。月が池に入ったり、潜ったり船になったり、いろいろ変わるので、子どもたちは「目みたい」とか「バナナ!」とか、それぞれ想像を膨らませていた。
『つきよに…』
「つきよに ぼうさん かねつきました」「つきよに ふくろう まごつきました」で始まり、「つき」が付く言葉をつなげながら、ちゃんとストーリーができている。主にタヌキとキツネの攻防なのだが、言葉だけではわかりにくいところを、絵が補っている。2年生は、どこまでわかったかな?
この絵本は品切れ中なので、図書館でしか見られないのが残念。
『かぞえうたのほん』
これは定番絵本。「覚えてる?」と聞いたら、「えっと、なんとなく」ぐらいの反応だった。もっと頻繁に読めると良いのだけれど。
今の子どもたちは、1,2,3・・・は分かるのだが、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・の数え方がよくわからない子が多い。こういう数え歌で親しんでもらえるといいな。
『こんにちワニ』
最後の締めはやっぱりこれ。これは「あ、知ってる」と嬉しそうに声を上げていた。
楽しく終えることができた。
12分ぐらい?