Sさん◯ 紙芝居『おいしいものなあに』土田康晴
私 ◯ 大型絵本『なにたべてきたの?』岸田衿子/作、長野博一/絵
Sさん◯ 紙芝居『サンタクマーズがこないわけ』塩田守男
私 ◯ 大型絵本『三びきのやぎのがらがらどん』マーシャ・ブラウン/絵、瀬田貞二/訳
私 ◯ 紙芝居『だれかな だれかな』中村翔子/文、内山晟/写真
Sさん◯ 大型絵本『ひつじぱん』あきやまただし
私 ◯ 紙芝居『たんばりんじゃじゃん』八木田宣子/脚本、和歌山静子/絵
Sさん◯ ペープサートで歌『赤鼻のトナカイ』
晴れて暖かかったせいか、20組もの親子が集まった。0歳の赤ちゃんも多いが、3歳ぐらいのしゃべれる子も数人いた。
図書館とは違い、本に興味のある親子ばかりではないので、ざわざわしがち。それはわかっていたので、赤ちゃん向けの短い易しいものを選んできた。
まずSさんから
『おいしいものなあに』
赤い食べ物なんだ?など、参加型の紙芝居。答えてくれる子は1人ぐらいだったけど、次の場面では子どもの好きそうな赤い食べ物がたくさん並び、お母さんが声をかけたりしていた。まあ、それだけに、ガヤガヤしてしまうのだが。
次々といろんな色のおいしそうなものが登場するので、2~3歳ぐらいの答えられる子が多ければもっと盛り上がったことだろう。
『なにたべてきたの?』
次は私が、人気の大型絵本を読んだ。大きな絵本で、とても鮮やかで色も綺麗なので目を引いたようだ。だいぶ静かに聴いてくれた。ただ、この絵本はつやつやしていて光りやすいため、押さえてくれていたSさんと一緒に、角度に気を使った。
『サンタクマーズがこないわけ』
これは、ちゃんとストーリーになっている紙芝居。クリスマスの日、なぜか靴下にプレゼントが入っていない。がっかりした森の動物たちが・・・。
クリスマスに因んで持ってきたのだが、今日のちびちゃんたちには理解されなかったかも。でも、大きめの何人かは一生懸命見ていた。
これはお馴染みの絵本だろうから、と思って持ってきた。大型絵本なので一層迫力がある。トロルの台詞は思い切り大きな怖い声で言ってみた。
ただ、本当は小さなヤギの小さな声から中くらいのヤギの中くらいの声・・・と変化をつけたかったのに、会場ががやがやしていたため、どうしても小さい声にできなかった。終始声を張り上げるようになってしまい、喉が枯れそう。マイクを借りたほうが良かったかもしれないと思った。広い部屋ではないのに。
子どもが騒いだり歩き回ったり、ブロックをいじったり、そういうのは仕方ないが、親同士がおしゃべりしているのはちょっとがっかりする。今日はそれほどひどくはなかったけれど。
『だれかな だれかな』
変化をつけるために、写真の紙芝居を出した。動物の一部から、何の動物か当てるもの。あんまり反応はなかったけれど、仕方ない。正解の動物が出てきたところでちょっと目を引いたくらいだった。
『ひつじぱん』
かわいくておいしそうなパンがいっぱいでてくる人気の絵本。これも大型絵本で持ってきたので、とてもきれい。ひつじのパンやさんが、いろんな形のパンを焼き上げるだけンド単純な絵本。相変わらずざわついているものの、喜んでみている子もいた。
『たんばりんじゃじゃん』
これは先週図書館でも読んだもの。今日は図書館とは違って静かに見てはくれないが、声を張り上げてなんとか読み上げた。タンバリンやカスタネットなど実際の楽器を持ってきて鳴らしたほうがよかったかもしれない。
『赤鼻のトナカイ』
その紙芝居につなげて、みんなで歌いましょう!と。
CDに合わせてペープサートのサンタクロースとトナカイを見せながら、みんなで歌った。驚いたことに、赤ちゃんも皆、歌や音楽には惹きつけられて、一斉にこちらに注目し、歌えないもののリズムに乗って楽しそうにしていた。お母さんたちは一緒に歌ってくれた。
締めにはちょうどよかった。
30分ぐらい。