◯ 絵本『たまごを うって こぶたを かって』ブルガリアの昔話 八百板洋子/再話、日置由美子/絵 こどものとも2015年3月号
◯ 絵本『ワニのへやのおおそうじ』あべ弘士 かがくのとも 2012年3月号
◯ 絵本『もりもりくまさん』長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵
だいぶ早く教室に入ったのだが、みんな体操着に着替え中で、しばらく待った。それでも、一応正規の時刻より早く始められたのでホッとした。
『たまごを うって こぶたを かって』
「月刊こどものとも」の最新号。ブルガリアの昔話で、出てくる人物はブルガリアの民族衣装のようなものを着ている。
市場に卵を売りに行く青年が、卵が売れたらそのお金で子豚を買って、その豚が大きくなってどんどん子豚を産んで増えて・・・
と、「捕らぬ狸の皮算用」で想像をふくらませていく。想像の中で美人のお嫁さんをもらって息子が生まれて、駆け寄るかわいい息子を抱きとめようと、現実を忘れて思わず手を広げたら卵が・・・・
絵が繊細で遠くから見るにはちょっと弱いかなと思ったが、見えないとは言われなかった。みんな静かに聴いていたので、反応はよくわからなかったけど、お話は理解してくれたかな。
『ワニのへやのおおそうじ』
昨日に続いて、今日はここの1年生にこの絵本を読んだ。寒い冬の終わり近くに春の開園のための準備をする動物園の話なので、時期的に今がちょうどいいのだ。
こちらの絵本の方が興味を持ってくれたように感じた。語り口もおもしろいし、具体的にワニのイメージがわくからかな。
『もりもりくまさん』
最後は定番の『もりもりくまさん』で締めることにした。
定番の絵本は、取り出すとみんなにっこりして雰囲気が良くなるから嬉しい。これはとびきり明るい絵本だから、朝の締めにぴったり。
今日は1分ぐらいしかなかったので、早口ヴァージョンで。早口で読むのも楽しい絵本。