○ 絵本 『せかいいちうつくしいぼくの村』 小林豊
このクラスの担任は新採用の先生らしく、まだちょっとおどおどしている感じで初々しい若い男性。一人の男の子を保健室に連れて行くので、と言って教室を出てから、私を紹介しなければと思い直したのか教室に戻ろうとするので、私は「大丈夫です。慣れてますから」と止めた。
「おはようございます」の挨拶も大きな声で返してくれて、とても元気で行儀が良い子どもたち。
○ 絵本 『せかいいちうつくしいぼくの村』
「これを見たことある人、いる?」と聞いたら、「なんとなく・・」と自信なさげに1人か2人手を上げた。国語の教科書の下巻に載っているのだが、まだ上巻しかもっていないからね。
絵をよく見えるように持つと、左ページの文が私から見にくくて、ちょっと読み方がたどたどしくなってしまった。慣れている本なのだが、久しぶりだったから。ちゃんともう一度練習してくればよかった。
子どもたちは静かに聞いてくれたし、戦争で足をなくしたおじいさんのところでは「ほんとだ」と絵を見て呟く声も聞こえた。
○ 絵本 『こんにちワニ』
ほぼ時間いっぱい使ってしまったが、最後にこれを出したら、「あ」という良い反応。ササっと読んで締めた。
11分。